【オンライン開催】2020年度 横浜精神分析研究会(文献講読と症例検討)のご案内-メラニー・クラインとクライン派の臨床-

2020-09-03

●お知らせ

  • 【重要】新型コロナウイルスのため、オンライン上での開催となりました。2020年7月以降にオンラインでの参加の方は値引き(一般:20,000円、修士課程の院生:17,000円)しています。(2020-06-15)

●概要

 皆様方には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 横浜精神分析研究会では、これまで精神分析関連の論文を取り上げ、議論してきました。8年目となる今年はメラニー・クラインとその後のクライン派に関する一連の論文を取り上げます。メラニー・クラインの論文は2013年に取り上げましたが、その時には取り上げられなかった論文やクラインの弟子の論文を読んでいきます。クラインが構築した理論は非常に難解ですが、臨床を行っていく上で現在では無くてはならないものとなりました。攻撃性や羨望、転移、逆転移といった対象関係論的な視座は我々の日々行っている臨床に深みと豊かさをもたらしてくれるでしょう。

 文献講読の部では講師である北川が論文の要約や解説を行い、それを元に参加者全員で議論します。ちなみに現在では絶版になってしまっている書籍もありますが、そうした書籍については研究会で用意します

 症例検討については参加者の中から毎月1人が発表します。精神分析の症例には特に限りません。一般的な普通のカウンセリングを行っている症例発表で構いません。ただ、可能なら頻度や時間、方法などがある程度構造化された症例にしてもらえたらと思います。発表の方法は、最終2セッションの逐語記録やプロセスノートを持ってくるだけです。症例の概要やこれまでの経過をまとめてくる必要はありません。このことにより発表者の負担が減ると同時に、実際のやり取りを細かく検討することができます。

 また、2020年9月27日には慶応義塾大学の白波瀬丈一郎先生をお招きして「メンタライゼーション ベースド アプローチ(仮題)」をテーマに特別セミナーを開催予定です。

●スケジュールと取り上げる論文

日時文献講読症例検討
2020年 4月26日M,クライン 子どもの心的発達(1921)発表の割り振り 症例発表1
5月10日M,クライン 自我の発達における象徴形成の重要性(1930)症例発表2
6月14日M,クライン 躁うつ状態の心因論に関する寄与(1935)、喪とその躁うつ状態との関係(1940)症例発表3
7月12日M,クライン 分裂的機制についての覚書(1946)症例発表4
8月9日M,クライン 精神分析の終結のための基準について(1950)症例発表5
9月13日M,クライン 精神分析的遊戯技法(1955)症例発表6
9月27日白波瀬丈一郎先生「メンタライゼーションという概念-独創的でありながら、ありふれて見える不思議-」
10月11日M,クライン 羨望と感謝(1957)症例発表7
11月8日M,クライン 孤独感について(1963)症例発表8
12月13日H,スィーガル 象徴形成について(1955)症例発表9
2021年 1月10日W,R,ビオン 精神病パーソナリティの非精神病パーソナリティからの識別(1957)症例発表10
2月14日D,メルツァー 恐怖、迫害、恐れ-妄想性不安の解析(1967)症例発表11
3月14日H,ローゼンフェルド 生と死の本能についての精神分析理論への臨床からの接近(1971)症例発表12

●日時

 毎月 第2日曜日(4月のみ第4日曜日) 文献講読:13:00~15:00、症例検討:15:00~17:00

●会場

 GoogleMeetをもちいたオンラインセミナーとなります。必要なものはパソコンもしくはスマートフォン、タブレット等です。スマートフォンとタブレットの場合にはあらかじめアプリをインストールしておく必要があります。ダウンロードは以下のアドレスから可能です。

●参加資格

 臨床心理士や医師、公認心理師(合格者)などの守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生など

●臨床心理士のポイント

 日本臨床心理士資格認定協会の臨床心理士更新のためのポイントを申請する予定です。

●日本精神分析学会

 文献講読については、日本精神分析学会の認定グループに指定されており、認定資格を得るための要件を得ることができます。

●費用

(支払い後の返金は応じかねますのでご了承ください。)

 一般:25,000円、修士課程の院生:22,000円 → 一般:20,000円、修士課程の院生:17,000円

*2020年4月からの参加者は25,000円でしたが、オンライン開催に年度途中で変わったため、2020年7月以降に参加の方は20,000円に値下げしています。

●申し込み方法

 (1)名前 (2)所属 (3)メールアドレス (4)臨床心理士資格の有無 (5)公認心理師資格の有無 (6)日本精神分析学会の会員か非会員か、の6点を明記して、下記の問い合わせにあるメールアドレスまでご連絡ください。銀行口座をお知らせしますので、振込をしてください。振込を確認できた時点で申し込み確定となります。

●問い合わせ・申し込み先

 横浜精神分析研究会事務局 info@yokopsy.com

 北川清一郎(所属:心理オフィスK、臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士

●力動的グループスーパービジョンの案内

 文献講読と症例検討と同じ日時で、毎月1回、第2日曜日の午前中にグループスーパービジョンも行っています。詳しくは力動的グループスーパービジョンの案内をご覧ください。

●アドバイザー

 岡達治 先生(岡クリニック院長、日本精神分析学会認定精神療法医・認定スーパーバイザー)

●後援

 心理オフィスK 〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-17 ライラック103号 045-642-5466

●PDFファイル

 PDFファイルはこちらです


要約と解説の一覧

横浜精神分析研究会の文献講読で取り上げた論文の一覧

過去の案内

2020-09-03