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国際力動的心理療法研究会に参加

国際基督教大学の小谷先生が主催しておられる国際力動的心理療法研究会に参加したので、その感想を書きました。

今日の午後・夕方は予定を空け、駒場東大前に来た。駅の名前からして道行く学生の皆が頭良さそうに見えるのは、私のコンプレックスからだろうか。その後渋谷に来たが、ここでも道行く皆がオシャレに見えるのは確実にコンプレックスだろう。

で、何しに行ったかというと、とある研究会に参加するため。精神分析的セラピーの事例検討で、あの牛島定信先生が講師として来られるので、この機会とばかりに参加してきました。そして、非常に刺激的な研究会でした。

精神分析的セラピーで自由連想をしている、というのは私もメインでしているが、所変われば中身も結構違うものですね。そこでは自由連想と言ってもかなりインタラクティブで、かなりの頻度で質問や明確化で介入し、テーマを意識的無意識的にも焦点化していくような手法のよう。

おそらく私は精神分析的セラピーではかなり介入は控え目で、解釈以外はほぼしません。セラピーでクライエントに質問をする時は非常に稀ですね。カウチ設定と対面設定の違いや、週複数回するかどうかの違いもあるでしょうが。

ということで、手法の違いもありますが、私以外のものを見聞きするのは、結果的に私自身のことを振り返り、客体視することができたので、有益な時間でした。あと、全くの一見さんの飛び込みでしたが、暖かく迎え入れてくだって助かりました。甘えてセラピー室、カウンセリング室も見学させてもらえました。貴重です。