Home > 定例会

公開:2017年10月14日 更新:2017年10月14日

分析学会認定グループに

New! 日本精神分析学会の認定グループ外部リンクとして、この研究会(文献講読)が認定されました。学会の認定資格の取得を目指している方は是非ご参加ください。

平成30年度 横浜精神分析研究会(文献講読と症例検討)のご案内

 皆様方には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 横浜精神分析研究会では、これまでフロイト、クライン、ウィニコットの論文を取り上げ、議論してきました。6年目となる今年は、主にフロイト直系の第1世代の弟子たちの論文を取り上げます。その他にも第2~3世代の弟子の論文もいくつか取り上げます。ただ、こうした精神分析創成期の弟子たちやその論文が現代においてはあまり議論されることは多くはありません。いわばマイナーな分野です。しかし、フロイト精神分析と現代精神分析の間をつなぐ非常に重要な論点が出されています。また、離反した弟子の考えが翻って精神分析に寄与したところもあります。それらの論文に触れることは精神分析を学ぶ上で、少なからず価値のあることでしょう。

 文献講読のやり方ですが、発表者がそれぞれの論文を要約した上で、疑問や批判を提出してもらいます。その上で講師が講義を行い、それを元に参加者全員で議論します。ちなみに現在では絶版になってしまっている書籍もありますが、そうした書籍については研究会で用意します。

 症例検討については、精神分析の症例には特に限りません。一般的な普通のカウンセリングを行っている症例発表で構いません。ただ、可能なら頻度や時間、方法などがある程度構造化された症例にしてもらえたらと思います。発表の方法は、最終2セッションの逐語記録やプロセスノートを持ってくるだけです。症例の概要やこれまでの経過をまとめてくる必要はありません。これによって発表者の負担が減ると同時に、実際のやり取りを細かく検討することができます。

 文献講読と症例検討は、どちらかだけの参加でも構いません。ただ、実際の臨床では両方が密接に絡み合っているので、両方参加することで、より理解が深まると思います。あと、詳細は未定ですが、7月22日に深津千賀子先生をお招きしてウィニコットに関する特別セミナーを開催予定です。研究会参加者は無料で参加できます。

●スケジュールと取り上げる論文

日時 文献講読 症例検討

平成30年

4月8日

イントロダクション、発表の割り振り

K,アブラハム 心的障害の精神分析に基づくリビドー発達史試論(1924)

発表の割り振り

症例発表1

5月13日 O,ランク 出生外傷 第1~4章(1924) 症例発表2
6月10日 W,ライヒ 性格分析 第4章(1932) 症例発表3
7月8日 S,フェレンツィ 大人と子どもの間の言葉の混乱(1933) 症例発表4
7月22日 特別セミナー:ウィニコットの母子関係の発達論と治療関係 講師:深津千賀子先生
8月12日 M,クライン 子どもにおける良心の早期発達(1933) 症例発表5
9月9日 J,ストレイチー 精神分析の治療作用の本質(1934) 症例発表6
10月14日 J,リビエール 陰性治療反応の分析への寄与(1936) 症例発表7
11月11日 アンナ=フロイト 自我と防衛 第3編 防衛の二つの類型(1936) 症例発表8
12月9日 W,R,D,フェアバーン 対象関係から見た内的精神構造(1944) 症例発表9

平成31年

1月13日

D,W,ウィニコット 母親の抑うつに対して組織された防衛という観点からみた償い(1948) 症例発表10
2月10日 S,アイザックス 空想の性質と機能(1948) 症例発表11
3月10日 P,ハイマン 逆転移について(1950) 症例発表12

●日時

 毎月 第2日曜日
 文献講読会:13時00分~14時55分、症例検討会:15時00分~17時00分

●会場

 (1)菊名地区センター外部リンク
 〒222-0011 横浜市港北区菊名6-18-10(東急東横線 JR横浜線 菊名駅から徒歩10分)

 (2)菊名コミュニティハウス外部リンク
 〒222-0011 横浜市港北区菊名4-4-1(東急東横線 JR横浜線 菊名駅から徒歩5分)

 (3)港北区社会福祉協議会外部リンク
 〒222-0032 横浜市港北区大豆戸町13-1吉田ビル3F(東急東横線 大倉山駅から徒歩7分)

 (会場は上記3ヵ所の他、菊名駅周辺の会場となります。また月によって会場は変わります。)

●参加資格

 臨床心理士や医師などの守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生など

●臨床心理士のポイント

 日本臨床心理士資格認定協会外部リンクの臨床心理士更新のためのポイントを申請する予定です。

●日本精神分析学会

 文献講読については、日本精神分析学会の認定グループ外部リンクに指定されており、認定資格を得るための要件を得ることができます。

●費用(支払い後の返金は応じかねますのでご了承ください。)

 (1)通年での参加 一般 22,000円(講読会か検討会のどちらかだけ 16,000円)
 院生(修士) 18,000円(講読会か検討会のどちらかだけ 12,000円)

 (2)単発での参加 一般 3,000円(講読会か検討会のどちらかだけ 2,300円)
 院生(修士) 2,400円(講読会か検討会のどちらかだけ 1,800円)

●申し込み方法

 (1)名前 (2)所属 (3)メールアドレス (4)講読会と検討会のいずれの参加か (5)通年参加か単発参加か (6)臨床心理士資格の有無、の6点を明記して、下記の問い合わせにあるメールアドレスまでご連絡ください。銀行口座をお知らせしますので、振込をしてください。振込を確認できた時点で申し込み確定となります。

●問い合わせ・申し込み先

 横浜精神分析研究会事務局 info@yokopsy.comメールアドレス

 北川清一郎(所属:心理オフィスK外部リンク、臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士外部リンク

●力動的グループスーパーヴィジョンの案内

 文献講読と症例検討と同じ日時で、毎月1回、第2日曜日の午前中にグループスーパーヴィジョンも行っています。詳しくは力動的グループスーパーヴィジョンの案内をご覧ください。

●アドバイザー

 岡達治 先生(岡クリニック外部リンク院長、日本精神分析学会認定精神療法医・認定スーパーヴァイザー)

●後援

 心理オフィスK外部リンク 〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-17 ライラック103号 045-717-5687

●PDFファイル

 PDFファイルはこちらですPDFファイル


ジークムント・フロイト(後期)文献レジュメ(2017年度)

  1. 子供がぶたれる(1919)
  2. 快原理の彼岸(1920)
  3. 集団心理学と自我分析(1921)
  4. 自我とエス(1923)
  5. マゾヒズムの経済論的問題(1924)
  6. 制止、症状、不安(1926)
  7. フェティシズム(1927)
  8. ある錯覚の未来(1927)
  9. 文化の中の居心地悪さ(1930)
  10. 終わりのある分析と終わりのない分析(1937)
  11. 分析における構築(1937)
  12. モーセという男と一神教(1939)

ジークムント・フロイト(中期)文献レジュメ(2016年度)

  1. 転移の力動(1912)PDFファイル
  2. 精神分析を実践する医師への勧め(1912)PDFファイル
  3. トーテムとタブー(1913)PDFファイル
  4. 治療の開始について(1913)PDFファイル
  5. ナルシシズムの導入にむけて(1914)PDFファイル
  6. 想起すること、反復すること、ワークスルーすること(1914)PDFファイル
  7. 転移性恋愛についての観察(1915)PDFファイル
  8. 欲動と欲動運命(1915)
  9. 喪とメランコリー(1917)
  10. ある幼児期神経症の病歴より(1918)
  11. 精神分析療法の道(1919)
  12. 不気味なもの(1919)

ジークムント・フロイト(初期)文献レジュメ(2015年度)

  1. ヒステリー研究(1895)PDFファイル
  2. 心理学草案(1895)PDFファイル
  3. 遮蔽想起について(1899)PDFファイル
  4. 夢解釈(1900)PDFファイル
  5. 日常生活の精神病理学にむけて(1901)PDFファイル
  6. 性理論のための三篇(1905)PDFファイル
  7. あるヒステリー症例分析の断片(1905)PDFファイル
  8. ある5歳男児の恐怖症の分析(1909)PDFファイル
  9. 強迫神経症の一例についての見解(1909)PDFファイル
  10. 心的生起の二原理に関する定式(1911)PDFファイル
  11. 自伝的に記述されたパラノイアの一症例に関する精神分析的考察(1911)PDFファイル

ドナルド・W・ウィニコット文献レジュメ(2014年度)

  1. 設定状況における幼児の観察(1941)PDFファイル
  2. 原初の情緒発達(1945)PDFファイル
  3. 逆転移のなかの憎しみ(1947)PDFファイル
  4. 移行対象と移行現象(1951)PDFファイル
  5. 精神分析的設定内での退行のメタサイコロジカルで臨床的な側面(1954)PDFファイル
  6. 反社会的傾向(1956)PDFファイル
  7. 一人でいられる能力(1958)PDFファイル
  8. 親と幼児の関係に関する理論(1960)PDFファイル
  9. 交流することと交流しないこと(1963)PDFファイル
  10. 対象の使用について(1963-68)PDFファイル
  11. 遊ぶこと:理論的考察(1968)PDFファイル

メラニー・クライン文献レジュメ(2013年度)

  1. クラインの人生とクライン理論の概要PDFファイル
  2. 子どもの心的発達(1921)PDFファイル
  3. エディプス葛藤の早期段階(1928)PDFファイル
  4. 自我の発達における象徴形成の重要性(1930)PDFファイル
  5. 躁うつ状態の心因論に関する寄与(1935)/喪とその躁うつ状態との関係(1940)PDFファイル
  6. 早期不安に照らしてみたエディプス・コンプレックス(1945)PDFファイル
  7. 分裂的機制についての覚書(1946)PDFファイル
  8. 転移の起源(1952)PDFファイル
  9. 幼児の情緒生活についての二、三の理論的結論(1952)PDFファイル
  10. 羨望と感謝(1957)PDFファイル
  11. 孤独感について(1963)PDFファイル

過去の案内

平成29年度の定例会の案内


運営サイト

心理オフィスK